駄文の遊び場

発達障害についてと書き殴り

コンサータを飲み出した時の話

いつも、朝のバタバタする中で薬箱からその日に飲む薬をポケットに入れる(そうしなければ飲むのを忘れる)。

会社に着いて大体10時頃に服用している。
ストラテラは兎も角、コンサータは最長12時間効くらしいので、帰宅する21時〜22時まで効くように逆算している。

他の人のように格段に作業力が上がったとかミスをしなくなったとかはないのだが、コンサータを飲むと確実に起きていられるのを実感する。流石、ナルコレプシーの為に作られたというだけある。

色々な人のブログなりを読んできたが、
コンサータを飲むと定型と発達を分別できると主張している人がいる。

定型が服用するとハイになる
発達が服用すると落ち着く

そのように単純に分けられるのだろうか。

コンサータを服用し出した時の状態を書いておく。
誰かの安心に繋がればと思う。

ある診察中、抑うつ状態であった。
息をするのがしんどくて、背を丸めて喋らずにいた為、2年と半年経ってついにコンサータを出されたのであった。
主治医はあまり薬を出さない。
ストラテラは最大容量出ていたが、コンサータは出たことがない。なのに出されたのは、うつ状態にも効果があるからということだった(何それ?楽しくなるん?それならハイになるっつーこと?つまり定型?ん?分からんな)。

ストラテラは120gから40gに変更され、コンサータは18gから始めて36gと増やしていった。
しかし、丁度会社で居残り残業中に荒れ狂ったことから主治医に「コンサータが悪さをしているようなので減らしましょう」と言われて18gに調整。

6月頃、疲れのピークだった。
新人が倒れてしまって二人分の仕事を抱えていたのだが、出来ないという訳ではなかった。
仕事の仕方はテトリス化していて、隙間に違う仕事を入れ込んでは効率的にこなせるようにはめていった。
「それはADHDっぽいですね、」と主治医に言われたが、よく分からない。誰だって忙しければそう仕事をせざるを得ないだろう。
めちゃくちゃ集中した。

その毎日が、相当疲れ切っていたのだが、それが仕事を抱え込んでいたからなのか、コンサータの効果が切れたからなのか分からない。

夕方には、疲れすぎて歩けなくなる。
頭がパンパンに疲れる。


卒業論文を書いたことがあるが、その追い込み時期に丁度似ている。
三日三晩、考え込んで寝ずに論文を手直しして、残りの一日、明日の16時には総務課に提出しなければならないギョエエエエ!眠たいけど疲れすぎてどうしたら頭が楽になるのか分からない!!!!ただ、目の前にある文章を手書きで写すのみ!!
という感じ。

この辺になると紅茶にフレッシュを入れた後に、その空ゴミをどうすれば良いのか判断出来ずに、紅茶のカップの中に入れてしまうくらいの出来の悪い脳みそになってしまう。しかも違和感を覚えてもしばらく動けない。

ということで、コンサータを飲み出した頃は、仕事の忙しさによってなのか、コンサータによってなのか、両方のせいなのか、とにかく毎日頭の疲労感がとんでもなかった。
仕事が終わって帰ろうとしても疲れすぎて席を立てないのだ。10分程目を瞑って机に突っ伏してからじゃないと歩けなかった。

針小棒大に言う癖があるが、このエピソードは大真面目である。

コンサータの効果が切れる感覚というのは分かりやすいそうだ。
だから、もしかしたら疲労感に襲われる頃には効果が切れていたのかも知れない。
断定できないが、今は眠くなる。

これがコンサータの仕業なら私の場合は12時間も効かない。8〜10時間だろう。

疲れの程度でも違うかも知れない。