今日の診察②
今日は2週間ぶりの診察。
先週頼んでいたサードオピニオン先への紹介状を受け取りました。
診察ではいつも2週間にあったことをまとめて文章にして渡しています。いつの頃から手紙形式にし出したのか覚えていませんが、今回で60通目でした。
話すのが苦手な訳ではないのですが(というか口から先に生まれたと言っても過言ではないほどお喋りで困っているほど)、診察室で主治医と対峙すると固まってしまってどう話して良いのか分からなくなるんですよね。
精神科医は患者さんを安心させるために敢えて白衣は着ないというようなイメージがあるのですが、
主治医は更に進んで、真逆の黒!
全身黒尽くめにキメており、黒地に白抜きでdeathとデザインされたTシャツを着ていた記憶もあります(そんな面白いことが実際にあって良いのだろうか。思い違いなのかな?)。
そんな愉快な主治医。
顔は笑っていないんですよね。
会社や友人の前では下ネタまみれでほぼふざけている私ですが、主治医の前では本当に喋れなくなってしまうので、
「よし!仮面をかぶろう!」
と決意したこともあります。
主治医の顔が見えなければスラスラと喋ることが出来るはずだと。
そうして作ったのがこちら。
映画泥棒に出てくるポップコーン男のかぶりもの。
確かにスラスラ喋れるようになったし、主治医も「こんな患者は初めて」とウケてくれたのですが、
「仮面をかぶっている貴方(スラスラ喋る私)と、かぶらない貴方(喋れない私)、本当の貴方は喋っている方と言いますが、喋れない方が本当の貴方なんじゃないですか?」
と言われ、2週間おきの診察が1週間おきになってしまいました。
さて、今日の本題。
言われたことをまとめないと忘れてしまいますので備忘録として書き上げます。
・私は衝動性と暴力性の症状が酷く、ADHDに当てはまるということ
・専門的な医師から言われたことと、専門家でもないカウンセラーや一般人から言われたことを同等に考えてしまい、優劣の比較化が出来ない=ASDの特徴であること
・以上のことはある程度詳しい精神科医ならすぐに発達障害だと分かること
・私は発達障害の軽症でもなく、重症だと主治医は捉えていること。何故なら、爆発的な行動化(パニック性の自傷行為)があるから
・能力的に出来ることが多々あるものの、頑張ってやれている結果、無理が効かず、どこかで負担になってしまっていること
・1年に1000人発達障害者を診察している医師と、1人しか発達障害者を知らない素人の意見を比べると、どちらが発達障害について詳しいか歴然としているだろうこと
・一般的に、
「それ以外の発達障害者」
として分けられるイメージを持たれやすいが、実際にはそうではなく、発達障害はモザイク的なイメージであり、一人一人オリジナルの発達障害があるということ
・最近はあまり取り上げないが、私の「強迫行為」、つまりASD派生の「こだわり」は相当強いであろうこと
ちゃんと大学を卒業し(これについては立派とは言えない)、一般枠で正社員で税金を納め、きちんと社会生活を送っている立派な私を「重症」だと。
手帳を取り、やれ3級だの2級だの働けないだの、自分は働きながら障害年金生活を送っているだの、そういう人たちと違うのに(本当に苦労している方とも、利権を求めるだけの人とも)。
また、再考します。