団信の結果
家が欲しかった。
集合住宅では犬が飼えなかったから。
小1の時に作文で家が欲しいと書いた。
家族で住む家。犬が飼える家。
姉は出て行き、
両親は離婚して、
家族は別々に住むようになったけれど、私はまだ夢を見ている。
色々な住宅会社のHPを見ていてこれなら買えるかな、住むならここにアレを置いてコレを置いてとか、叶うはずのない妄想が止まない。
しかし、私が住む街は観光に乏しいものの、災害の可能性が低く、2011年以降、地価がどんどん上がっている。この前まで田んぼだった土地も売られて家が増え、街中はマンションだらけになった。その内、田舎だとバカにしていたよそ者が牛耳っていくのだろう。
この度、住宅会社の積極的な営業を受け、団信(団体信用保険)に入れるか、つまりローンが通るか調べてみようという話になった。
勿論、今すぐに話をするつもりはなかったが、そもそも私は借りられるのか?と思ってその書類を出してみたところ、今日、返事があった。
電話したいとショートメールによる連絡があったものの、今までのようにガツガツした感じでは無かったので、こりゃダメだったんだなと思っていたし、実際ダメだったようだ。しかし、連絡をくれるだけありがたい。
以前、トヨタホームの若手営業マンに相談したところ連絡も何もくれずに失礼な態度を取られたことがある。大阪芸大出のバカな営業マンよ、融資が見込めなさそうな客でもちゃんと営業しないといつまでたっても五流だぞ。その点、ヘーベルハウスの営業マンは流石に接客が上手くて感心した。
まあ、この辺は思い出で留めておこう。
精神科に通院しているからですか?
の問いに、若い営業マンは
「飲んでる薬が強いそうです」
と答えてくれた。
「精神科に通院していると保険も入れないし、ローンも組めない」
というのは、診断名や薬による様子。
飲んでいても何が効いているのか私にはよく分からないが確かに社会的な鎖にはなっている。
薬の手を借りて一端の社会人を気取っていても、その薬が足を引っ張っているなんて。
何て哀れな。
確かに、障害者が自分の病名や症状以上の手帳だの年金だのを欲しがっても仕方がないと思えるような世の中だ。不正受給もやむなしなのだろうか。
さて、37.2度。これでもまだ平熱の人もいるのだからまだまだ。
友人からDVDを沢山借りていて、あまり鑑賞出来ていないのが気になっているのだが、ようやくゴッドファーザーを見ることが出来た。
名前が多くて誰が誰だか最初はよく分からなかったのだけど、どんどん主要人物が減っていくので最後になるにつれてようやくついていけた。
はやく続きを見なくては。