駄文の遊び場

発達障害についてと書き殴り

先週の診察

ここ最近、毎日経理の勉強?をしている。


事務仕事の一つとして簡単な経理作業をしなくてはいけないのだが、2012年から同じ作業をしているのにも関わらず、覚えられない。

売掛金とは?のレベル。


なので前任者に頂いた経理について簡単に説明している本を読もうと日々頑張っている。


しかしだ。


全く分からん。


興味が無い訳じゃ無い。と、思う。

分かりたいと思わない訳じゃない。理解したい。


自分は集中力が本当に無いと思うし、理解力が無い。

こんなにバカだったっけ?あれ?

ちょっと笑えるレベルで分からん。


メガネを掛けているからか、表情に欠けているからなのか、頭が良さそうとか、数学が出来そうな顔と言われることがよくある。


実はそうでもない。


可愛い顔は例え性格が可愛くなくても見た目の可愛いさに嘘はない。

綺麗な顔だって腹黒かろうが不潔だろうが、美しさに偽りはない。

しかしよ、

頭が良さそうな顔、数学が出来そうな顔というのは具体的な表現だけに、バカですみません!見掛け倒しで申し訳ございません!と謝りたくなる。




話が逸れた。

つまり、毎日4時間くらいしか眠れていないから眠すぎるということ。


経理本読まないとな→眠いし集中できないから寝ようかな→寝るには強迫作業しないとな→面倒くさいな、じゃあ経理本読もうかな→…ね…む…い…………→深夜3時→あ、経理本読まないとな…→ね…む…い…→朝5時→やべえ!と思いつつ歯磨き→強迫活動→朝6時布団へ→7時50分起床→しんどい……→リポビタンD&コンサータのおかげで元気もりもり!働こう!


この毎日はキツイ。


という訳で、最近全く書き込めていないブログである。




それを踏まえて、先週の診察の備忘録を少々。


手紙を読んだ主治医。

「あなたは文章の中で、どれだけ自分が発達障害であるかを書いているように思う。本当は発達障害であることを分かっているように見えるのに発達障害であることを否定する」

発達障害者であることを認めているのに、発達障害者と呼ばれるのが嫌でそれを認めない」


だって。違うっつーの!

「違います。発達障害であることを認めたいのに周囲からそれを否定されるので信じられないし、認められないんです」


主治医

「周囲の人は建前で発達障害に見えないと言っているのに、それを真に受けてしまう。額面通りに受け止めるASDの特徴です」


待て待て待てーい


発達障害者達が利用している県の無料施設においても、発達障害当事者の人にコソコソと「あの人はスタッフですか?」と訊かれているのが聞こえてくる。スタッフの人からも「冷蔵庫の麦茶飲んで良いですか?」「コピー機どこですか?」と、スタッフに間違えられる。


・当事者から支援者に間違えられる。


・会社の先輩など、私を発達障害者に見えない、そんなものは誰にだってある、などと言ってくる人たちの多くは、裏表が全くない。


と言うと、

「自分(主治医)には、あなたの発達障害を否定する人たちなんて関係ない。そんなのはどうでも良いことです」


「プロの言うことをいつまで経っても信じない。周囲の人間の言っていることを同じように捉える。普通はプロの言うことを信じる。同等に考えてしまうのはASDの特徴です」



「先生には私が障害者に見えますか?」


「障害者という言葉に囚われすぎです。あなたには傾向があるのだから〜←何と言っていたか忘れた」


「傾向?やっぱり傾向があるだけなんですか?」

「言葉の綾です!言葉へのこだわりが酷い。傾向があるというのはスペクトラム上ではよく使われることです」


「最近ではASDという名前になって特性が薄くても濃くても同じ診断名になっていますが、以前の診断基準では、私はグレーになるんですか?アスペルガーになるんですか?」


「あなたは完全にアスペルガーです」



「はい。分かりました」


という内容(あまり覚えてないのでテキトー)。



その後、会計をする際、同い年の福祉士さん?(かよく分からない)がいたので、

「〇〇さんから見て私は発達障害者であることが嫌で、発達障害を受け入れられない人に見えていますか?」

と訊いたところ、彼女は快活に

「うん!そうじゃないの?」

と答えてくれた。


「違いますよ!私は発達障害者であることを周りから否定されるから上手く受容できない人間ですよ」


「えっ!そうだったんだ。表現が独特だから分かりにくい」


病院のプログラムに参加した時、彼女もスタッフとして参加してくれていたのだが、


「私は、発達障害者の人たちの多くは、発達障害者ってこうだよねー!キャー!私も私もー!だよねー!というようなミーハーな連中だと思っているので、今まで頑張って努力して生きてきた自分がそんな連中と同じなのは嫌です」


「まあ、ミーハーな人達も確かにいるよね。でも、あなたは独特だと思うよ。独特組」



独特組だって。なるほどね。

しかし、サードオピニオン先の東京の大学病院でも、「発達障害だと周囲に認めて貰えないのがしんどくて、発達障害者寄りの演技をしているように思える。だからその辺りも含めてきちんと診断をして貰いたい」と伝えている筈なのだが、

「あなたがどれだけ発達障害者になりたくなかろうと、結果は変わらないと思いますが、それでも検査入院しますか?」

と医師に言われたので、きちんと言葉にして話している筈なのに人は受け取ってくれていないことが分かった。

少しは額面通りに受け止めてくれないものか。